手術室

電子内視鏡    先端にレンズの付いた管を体の中に入れ、食道や胃の内部を観察します。尿道から挿入し、膀胱の内部を観察する膀胱鏡もあります。

ガス麻酔器    体への影響が低いとされるガス麻酔を使用。

人工呼吸器(レスピレーター)  呼吸が停止しても強制的に呼吸を助ける機械。

術中監視モニター 心電図、血圧、麻酔ガス濃度、酸素飽和度、炭酸ガス分圧などを監視し、心臓や呼吸の状態を適切に保ちながら手術を行う。

炭酸ガスレーザーメス   切開と同時に出血を止めるため、出血量が少ない小さな腫瘤などを切除することもできます。

電気メス     高周波を連続的に発生し組織を熱しながら切開したり、止血することができます。

PKシステム   血管を糸でしばることなく、電気的に発生する熱で組織を融合させ出血量が少なく、手術用の糸に対する反応も見られなくなります。

アルゴンプラズマ凝固/切開装置(APC)   さまざまなモードの電気的切開、凝固が行えると共にアルゴンプラズマ発生装置は、アルゴンガスが高周波電流によりアルゴンプラズマ流となり、穿孔の危険性が少なく組織を広範囲に焼灼することが出来ます。また内視鏡手術でも使用出来ます。

【追加設備】

超音波断層装置  超音波を発し、反射して帰ってきた音を受け止め画像化する検査。内臓の大きさ、心臓の機能や、膀胱の内部の様子を知ることができます。

オートクレーブ  高圧蒸気により細菌やウイルスを殺菌する機器。

ガス滅菌器    ガスにより細菌やウイルスを殺菌する機器。

発電機      緊急時に備え、屋外に発電機とガスボンベを設置しました。 災害等で困った時にこそ力を発揮できる病院でありたいと考えています。日常でも非日常であっても来院してくださる飼い主様、動物に対して、納得していただける獣医療を提供できるよう、日常の院内の設備・備品が非日常でも使用することができるよう備えています。。