【犬】
【猫】
【小鳥】
【小動物】
慢性疾患のため、定期的に受診していて状態が安定している場合には、獣医師の判断により処方することがあります。
インターネットや量販店等での購入による誤った使い方・処方食によっては健康トラブルを起こす事があるので、専門知識のある獣医師が健康状態・症状を完全把握の上、処方致します(当院に通院してい
る方に限ります)
電話・FAXでご注文を受け付けております。
なお、FAXでご注文の際は、飼い主様のお名前・カルテ番号・お電話番号・商品名と規格・数量・と
りおきかご自宅へ郵送か、をお知らせ下さい。
※遠方の方や時間のない方には、メーカーよりご自宅へ直送致します(送料無料)。
電話番号:0154-43-2030
FAX番号:0154-42-3033
(このとき、耳たぶは挟まないように注意する)
コットン等で定期的に耳掃除(あまり奥まで入れず、表面の汚れを取る感じで)
耳の穴と周辺の毛を抜く
等があります。
土:カビや細菌、寄生虫の卵等が含まれていることがある
石:腸閉塞になる恐れがある
なるべく食べないよう気をつけてあげましょう。
「震える」という行為は、寒さや痛み、恐怖といったものから、低体温症、低血糖症、中枢神経の異常、甲状腺機能低下症のようなホルモンの病気等も考えられるため、早めの受診をお勧めします。
※犬の平常体温:37.5~39度前後
猫の平常体温:38~39度前後
犬:体重1kgあたり20~40ml
多飲の場合:糖尿病、子宮蓄膿症、腎不全、肝障害、副腎皮質機能亢進症等が疑われます。
猫:体重1kgの子で約70ml
1kg増加につき30ml~40mlくらい増え、4kgの子で約200ml
猫は食べ物の水分を効率よく利用するため、実際に飲む量は上の量より少ないかと思われます。
多飲の場合:糖尿病、子宮蓄膿症、甲状腺機能亢進症、肝障害、腎不全等が疑われます。
うさぎ:体重の10%ほど
うさぎは犬や猫に比べて飲水量の個体差が大きく出るかもしれません。
多飲の場合:糖尿病、腎不全、肝不全等が疑われます。
※家庭では予防として、1ヶ月に1回程度、肛門腺をしぼる家庭でできない場合は、定期的に病院へ。
2)耳をしきりに掻く、痒がる、耳からの出血、腫れ、頭を振る。・・耳の中をチェック(耳垢の色や、においの有無、赤みや腫れていないか)。耳の垂れている犬種は特に注意が必要。特に夏場は蒸れやすいため、風通しが良くなる工夫が必要。
3)目が開きにくい、眼ヤニ・涙目・充血など。・・何かにぶつかったり、他の動物とのけんかなど心当たりがないか。※目の病気は進行が速いため、早めの対応が必要。
4)熱中症、熱射病(夏場に多い、シャンプー後のドライヤーのかけ過ぎ)は呼吸がはやく、ぐったりしている、体が熱い。・・高温のため体温が高くなりぐったりしている場合、体をただちに冷やす。(大きな動・静脈が走っている首、脇、股など、もしくは水をかける)
5)尿を何回もする、多飲多尿、血尿が出る(尿路疾患や中毒性)・・普段から1日にどれくらい水を飲むのか、どれくらいの量の尿を何回するのかをチェックしておく。
6)体を痛がる、歩きたがらない、歩き方がおかしいなど。・・床材をカーペットなどのクッション性のある素材にして病院に。
他にも せき・くしゃみ・鼻水が出る、呼吸が荒い などがありますが、動物は言葉を話すことが出来ないので、普段からどの位どんな食事を食べたか、尿、便の状態、歩き方、寝方などを把握しておくことが重要です。
獣医療の進歩は早く高度化していますが、病気になってから病院に行くのではなく普段から混合ワクチン、狂犬病ワクチン、駆虫、定期検診など予防等をしっかりとやって行く事が重要です。愛犬、愛猫の健康状態を把握してくれる掛かり付けの病院を見つけておく事がいいでしょう。
いずれも薬で駆除することができますので、便を持って診察にお越しください。
マダニの寄生によって、細菌感染やアレルギー反応、マダニが媒介する病気の感染(ライム病、バベシア症、重症血小板減少症、ダニ脳炎)が引き起こされるので、マダニの多い季節には、定期的なマダニ駆除剤の使用を行った方が良いでしょう。
また、散歩後などにマダニがついていないかを注意深く調べてあげましょう。
もしマダニが寄生していた場合、無理に引き抜こうとするとくちばし部分が残り化膿、病原体を動物に伝播してしまうことがあるので病院での治療をお勧めします。
錠剤の場合・・・動物の上顎をもち、上を向かせて薬を喉の奥に入れ口を閉じましょう。その後上を向かせたまま喉をさすってあげると良いでしょう。
また直後に水を飲ませるとベストです。
薬の種類が多い時はオブラートで包み、水で濡らして一気に与えるのも良いかもしれません。
中に薬をいれて、隠すことができるおやつ(犬・猫用)もあります。おやつが好きなこは、楽に薬を飲んでくれるかもしれません。
粉末の場合・・・缶詰などのフードに混ぜる方法があります。
その際は混ぜるのを見られないようにしましょう。
フードに混ぜると食べてくれなくなる場合は、オブラートで包み表面を水でぬらしてから錠剤と同じように口に入れて飲ませる方法や
粉末を少量の水に溶かし、スポイトなどで少量ずつ飲ませる方法もあります。
自分の縄張りを守るために吠える時は、玄関や家の入口にワンちゃんを近づけない、窓にはカーテンを引く等です。不安や恐怖からなら、飼い主の眼を見ながらアイコンタクトをしている等があれば反らせることが原因になります。
小型犬:20~30分を1日2回
大型犬:30~60分を1日2回
となります。体格や体調によっても異なります。
トイレのしつけやお留守番の練習、社会性を身につける(社会化)、病気の予防(ワクチン接種や虫下し等)などなどたくさんあります。いっぱい遊んであげることも大切です。 その際は、手をひらひらさせて子犬の気を引くことはしないようにしましょう。人の手は噛んでもいいものだと間違って認識しないようにするためです。
半生タイプのものでプロピレングリコール(保湿のための不凍液)が含まれているものはあまりお勧めしていません。肝臓・腎臓に負担がかかる・皮膚病・下痢などの症状や、猫では赤血球に異常をきたすことがあると言われています。
年齢や、体質、症状に応じていろいろな食事がありますのでお気軽にご相談ください。
嫌がる:肢先、尻尾、お尻周り、口の周りなど
などと言われています。 ※個体差があります
どこでも触らせてくれる子になるように、飼い始めの頃からたくさん触れ合っておきましょう。
ペットの興味をひく物にタバスコ・カラシなど嫌な味のする物を少量塗り、わざと置いておきます
(塗っているところ・置くところをペットに見られないように)
拾い食いをせず通り過ぎることができたら、おやつをあげたりしながら思いきりほめ、 「落ちている物を食べると嫌なことがある」「我慢すれば良いことがある」と理解させましょう。
また、食べようとした瞬間に嫌な音を出す(音の出るスプレー缶や、鍋を叩くなど)ことも効果が あります(この場合も、音を出しているところは見られないように。音を出すタイミングも非常に 重要です)
さまざまなきっかけで人に対する攻撃が起こりえます。
攻撃性を矯正するためには、どんな時に、どんな場所で、誰に対して起こるのかを見極める必要があります。
1.飼主に対して起こる攻撃性について
基本的には『支配性』によって起こります。
人よりも高い位置に体を置く、また、高いところから見下ろすような行為が見られる場合には、支配性を強く示そうとしていると思われます。家族全体を1つの群れとみて、自分がリーダーであると考えているのでしょう。
支配性による攻撃性を示すのは、雄のほうが多いようです。
矯正の目的で去勢手術を行う場合がありますのでご相談ください。
攻撃を示すきっかけとしては
・特定の食べ物やおもちゃに執着を見せ、取り上げようとすると唸って触らせない
・家族で1番偉い人が座る場所を陣取り、退けようとする、近づこうとすると威嚇する
・自分の住居や寝床、ケージなどに近付いたり触ったりすると攻撃をする
・好きな人を独占するため、その人を守ろうとするために近付く人を威嚇する
・自分が休んでいる時に誰かが近付くと突然攻撃する
・飼い主が強く支配性を示したことをきっかけに攻撃が始まる・・・などがあります。
攻撃性を矯正するためには、どのようなきっかけで攻撃が起こるのかを見つけることが大切です。
人から見て攻撃性とは関連がないと思われる行為(撫でる、抱きしめる、持ち上げる、キスをする…など)から攻撃性が発揮するきっかけとなり得るのです。
食事やおやつを取り上げた時、おもちゃや気に入っているものを取り上げた時などに攻撃性が高くなる場合は、自分の所有権が侵されたことに対する攻撃です。
所有権に関連することにだけ攻撃性を示し他のことには攻撃性を示さない場合には、経験や学習によるものだということが分かります。
声で叱る、叩くまねをする、実際に身体的な体罰を与える…等に対しての攻撃性には、支配性に恐怖による攻撃も加わってきます。
では、どのように治療・矯正していったらよいのでしょう?
まずは、家族が怪我をしないようにすることが大切です。
咬まれないようにするため、口籠をつけるなどの方法をとりましょう。
また、『ジェントルリーダー』の装着をお勧めします。
『ジェントルリーダー』とは「人間がリーダーである」ということを犬に理解させるための手助けをしてくれるトレーニング用の首輪です。散歩時の引っ張りや、飛びついてしまう行動をコントロールしたり、基本的なしつけ(おすわり、伏せ、まて など)を教える時にも役立ちます。
自分(犬)ではなく、人のほうが優位だというメッセージを伝えましょう。
~飼い主がしてはいけないこと~
支配性を示す犬には、叱る、覆いかぶさるような姿勢、目を見つめるなどはしてはいけません。自分がリーダーだと思っている犬にとっては、挑戦されていると受け取られ、さらなる攻撃性の増加を引き起こす可能性があります。
レスリングのような、ラフな遊びも攻撃性を刺激するため厳禁です。
~トレーニング~
服従訓練
犬が関心を持っているものを取り去り、「お座り」「待て」といった基本的な服従訓練を行います。
この時『ジェントルリーダー』を使用すると訓練の手助けとなるでしょう。
無視
攻撃性が見られた時をきっかけにして、無視をして犬には注意を向けないようにします。
無視している間は必要なことだけ命令するようにしましょう。
ご褒美
基本的な服従訓練をしっかりと行い、命令通りの行動ができた時には必ずご褒美を与えるようにします。「命令に従う」=「良いことがある」といった条件づけになります。
自由の制限
食事を欲しがる時にすぐに与えるのではなく、「お座り」「待て」の命令をして従わせてから食事を食べられるようにします。そして食事は人より後に与えましょう。
また、車の乗り降り、ドアからの出入りも同じです。
行動の制限
支配性に関連した攻撃性を持つ犬には、人の口をなめさせる、肩に抱かれたがる…等の行動はさせず、きちんと床の上で過ごさせるようにします。
お気に入りのおもちゃも与えたままにはせず、取り去っておいてご褒美の時だけ与えましょう。
また、室内であっても『ジェントルリーダー』などでコントロールできる状態にしておきます。
褒める
通常のしつけでは褒めることは有効な条件付けとなりますが、支配による攻撃性を持つ犬にはかえって危険な場合があるので慎重に行いましょう。
飼い主の支配力
どんどん運動や散歩に連れだし、飼い主のコントロール下に置きストレスを発散させましょう。
2.縄張りによる攻撃
よく知らないものから自分の縄張りを守ろうとするのは正常なものですが、その攻撃が過剰なものとなってしまうのは、飼い主が知らないうちに「ご褒美」ととらえられる行為を与えていることが多いからです。褒められていると感じる犬はより過剰に攻撃を行います。
家や庭、車なども犬の縄張りとなりますし、飼い主と一緒のときは飼い主の周辺が縄張りとなります。
~室内での攻撃~
入り口から誰かが入ってきたときに起きる攻撃は、引き戻そうとすると過剰なものとなる場合があります。ドアが開く前にコントロールするように訓練しましょう。
室内でもリードを使用し、誰かがドアに近付いたらまずドアから離れさせます。そして「座れ」「待て」の命令をかけ、犬ができたらリードをゆるめます。時間をかけてしっかり命令に従うように訓練しましょう。ドアから離れた一定の場所で「座れ」「伏せ」「待て」の命令をかけ、正確にできたら訪問者に入ってもらいます。きちんとできたらご褒美を与えるのも良いと思います。
~屋外での攻撃~
自分の縄張りである庭などに誰かが入ってきたとき、徹底的な攻撃が行われることがあります。
警備などに配置されている犬と違い、一般家庭で飼育されている犬は攻撃をやめることを学んでいないため、事故が大きくなってしまうのです。
運動や散歩のときにはリードをつけ、服従訓練をしっかりと行います。特に「待て」の命令には完全な信頼がおけるようになるまで徹底的にトレーニングします。
「座れ」「待て」の命令を出し、そのことに集中させ他のことに関心を持たせないようにするのです。また、人が見ていられないときには犬だけを庭に出したままにしないようにし、庭に誰かが入り込んだり、犬が逃げてしまわないように気を付けてください。
3.恐怖による攻撃
恐ろしいものや、嫌なことから逃れようと攻撃を仕掛ける場合もあります。
見知らぬ人や、懲罰、痛いこと、他の動物に対してや、診察や治療を受けることも攻撃のきっかけとなります。
まず逃げ出さないようにリードでコントロールしましょう。また、動物を見つめる、上から覆いかぶさるような行為や、叩くなどの体罰を加えることは絶対に避けましょう。
ですが、恐怖を感じている犬に優しくなだめることも、犬にとっては「恐がって攻撃する」→「飼い主が慰める」→「もっとしよう」となってしまいます。
怖がっているものがあれば、まず遠くから眺めさせ、なにも起こらなければご褒美を与えます。少しずつ近づいて何も起こらなければご褒美を与える・・・といったように「恐がれば慰めてもらえる」ではなく「なにもなければご褒美がもらえる」という条件付けをするのです。
病院に来るのを怖がる犬には、慣れるために病院にお立ち寄りください。ご褒美をあげたりして病院に来ると良いことが起こると覚えてもらいましょう。
トレーニングすることさえもできないほどの恐がりの犬には不安を除去するような薬剤もありますのでご相談ください。
4.子供に対する攻撃
犬からみると子供たちや赤ちゃんは、大人とは違う品種ととらえられることがあります。
子供たちは「犬に何をするとどのような反応をするか」などを考えずに行動するので、それによって攻撃性が刺激される原因となることがあります。
犬が子供を好まなければ、子供から離れることができる場所を作りましょう。サークルなどの囲いの中などを用意し、その中にいるときは子供に邪魔されないようにしておきます。
子供に加減などを理解させるのは大変かと思いますので、子供が犬に接触できないような条件を作っておくことは犬にとっても危険を避けるためにも大切になってきます。
対応としては、子供が眠った時に犬に関心を向けるのではなく、子供が起きている時に犬にも関心を持ちかまうようにし、子供が眠っている時は犬にも関心を向けないようにしましょう。子供が起きている時には自分にもよいことが起こると覚えてもらうのです。
また子供が近づくと良いことが起こることを教えるために、大人の誰かが犬にリードなどをつけコントロールしておいた状態で、他の大人が子供を連れて犬に近付くようにします。その時にはおやつをあげたり遊んであげたりといったご褒美をあげましょう。
子供に対する攻撃は、支配性、恐怖心、縄張り意識からひき起こることが多いですが、加えて捕食行為が関連することも念頭に置いておかなければなりません。
本能的に補殺能力の高い犬は、赤ちゃんは人間とは異なる動物とみなす場合があります。
赤ちゃんの周囲で興奮する、走り回る、吠える、鼻でつつくなどの行為は警告と受け取ったほうがよいでしょう。
生まれた赤ちゃんが家に戻ってくる前の準備として、産院で使っていたし類や寝具などのにおいを嗅がせておきます。赤ちゃんの泣き声を録音し聞かせるのも良いと思います。
赤ちゃんを連れて帰ってくるときは、まず犬に挨拶をしてから赤ちゃんをしっかり抱いて保護しておいて会わせるようにします。このとき絶対に問題が起こらないように厳重に管理しましょう。赤ちゃんに会ったり、においを嗅いだり、触れたりする機会が増えれば犬は慣れてきますが、危険を感じるようであれば口輪をつけておきます。
毎日の生活の中では
・歯茎の色はきれいなピンク色ですか?
・口臭は強くありませんか?
・食べにくそうな様子はありませんか?
・よだれを垂らしていることはありませんか?
などに気をつけて観察しましょう。
さて歯磨きの方法ですが、少し水で湿らせたガーゼなどを指に巻き、歯の外側を軽くこすってみましょう。口の中を触られるのを嫌がる猫には、口の両側からつけるタイプの猫用のデンタルリンスなどもあります。ガーゼでこすられるのに慣れてきたら、猫用の歯ブラシ、歯磨きペーストを使用してみましょう。猫の歯肉はデリケートですので、必ず猫用の柔らかいブラシを使ってください。
決して焦らず、慎重に少しずつ慣れることから始めます。静かな落ち着ける場所で歯ブラシ、練り歯磨きを舐めさせてみましょう。上手にできたら褒めたり猫が喜ぶことをしてあげてください。
歯ブラシに慣れたら次はブラッシングです。頭に手を置き、後方向へ優しくかつしっかりと押さえ、軽くくちびるを動かし、見える歯からブラッシングしてみましょう。おとなしくさせてくれたら褒めたり遊んであげたりしてあげてください。「歯を磨かれる」→「かわいがってくれた」「遊んでくれた」といった条件付けをして猫に慣れていってもらいましょう。
あなたも猫も慣れてきたらブラッシングする歯を増やしていきましょう。
猫は2~3回噛んで飲み込んだり、噛まずに飲み込んでしまうことがあります。人と違い口腔内には消化酵素の分泌がほとんどないため噛まずに飲み込んでも大丈夫ですが、そのため歯石がつきやすいのです。歯石がたくさん付いているようでしたら、機械を使って歯石除去をおこなうこともあります。
獣医師にご相談ください。
牛乳は栄養豊富な食品ですが、総合栄養食のキャットフードを与えていれば必要な栄養は摂取できます。
子猫では、牛乳と猫のミルクとでは成分が違い子猫に必要な栄養が足りないこともありますし、乳糖を分解できずにひどく下痢をすると脱水症状をおこし大変危険です。子猫用のミルクを与えてください。
また、牛乳にはミネラルが含まれており、泌尿器の病気の原因となったり、高齢猫では心臓や腎臓などに負担を与えることもありますので、どうしても与えたい場合は猫用のミルクをあげてください。
猫達は、本来自分の好みにかなう適切な場所で排泄する本能を持っています。
不適切な排泄が起こった時は原因がどこにあるのか?不適切な排泄の原因は
1)トイレの置かれている場所の問題・・怖い事が起こる可能性のある場所、騒音、湿気、
近づきにくい場所。解決は好みにかなう新しい場所を見つける。
2)トイレ自体の問題・・汚れたトイレ、トイレと痛みが結びつく(膀胱炎など)、魅力が感じ
られないトイレ(芳香剤、砂の硬さ)、上から覆うカバーなどです。
解決には気に入った他のトイレ素材を見つける、尿検査、トイレの数をふやす、魅力のあるトイレを用意する、出来るだけ奇麗な状態に保つ、頭数に応じて数を増やす、各階にトイレを設置する、一度排泄された場所では完全に臭いを中和し消すか、嫌がる香水の臭いを付けるとよいでしょう。
マーキング(スプレー)は垂直、平な面に向かって少量の尿を吹き付ける行動です。見分け方は尿をした後に手で砂をかける動作があるかどうかでしょう。なければマーキングと考えて良いと思います。原因は環境のストレス、屋内もしくは屋外での他の猫の存在、不安、縄張り行動、膀胱炎などですが解決策はまず避妊、去勢手術が良いでしょう。膀胱炎がある場合はその治療、環境ストレスを軽減(同居猫、人との関係を配慮、窓を遮断、懲罰を避ける)、不安緩解剤(獣医師に相談しサプリメント、精神安定剤、ホルモン剤の投与)、マーキング場所を嫌いな場所にする(嫌いな匂い「香水など」を染み込ませる)、解決出来ない時はマーキングの場所を提供する(L字型の垂直面を持ったトイレの提供)、嗅球の外科的切除(あまりおすすめ出来ませんが・・)。
他の猫の刺激を受けるので外には絶対に出さないで、猫が失敗しても絶対に怒らない事です。
最終方法はオムツをつけることでしょうか(食べられないよう注意!)?。
猫は、体をタオルでくるんだり、洗濯ネットに入れて、すきまから爪を切ったり、熟睡しているときにこっそり切るなどの方法があります。いずれの場合も、嫌がってひどく暴れるようでしたら、怪我の原因となり、また深爪にはくれぐれも用心して下さい。出血等の痛い思いが残るとさせてくれなくなることがあります。無理をせず、動物病院や動物の美容室(トリミング)などにご相談ください。
トレーニングには時間と忍耐力が必要となると思いますが、継続することが必要です。
その前に、まず身体的に疾患などの問題がないかを確認しましょう。疾患が診られた場合には適切な治療を受けてください。
犬の不適切な排泄は大きく分けて5つに分類されます。
1. 訓練などのハウストレーニングの不足
2. 縄張り意識に関連している「マーキングによる排泄」
3. 従属的で服従心の強い動物にみられる「従属による排泄」
4. 別離不安や、過剰な恐怖心による「不安による排泄」
5. 特定の疾患
1.ハウストレーニングの不足による不適切な排泄は、排尿排便の両方にわたって問題とされ、性別・品種・年齢に特徴はありませんが、訓練の不足という点から比較的若い犬に多く見られます。
家族が一緒にいてもいなくても起こるが特徴です。
(※老齢になってからの排せつの問題は、訓練とは異なった解決の工夫が必要になります。)
犬は自分のいる場所、休むところ、食事をとるところなどは汚さないという本能的な習性があります。場所を決めて、落ち着ける場所にトイレを設置しましょう。
前に失敗して排泄した場所などは消臭剤などでにおいを消しましょう。匂いが残っていると、「ここがトイレだ」と勘違いして覚えてしまうこともあります。
失敗しても叱ってはいけません。叱られると『排泄』=「叱られる嫌なこと」と認識してしまいます。また、失敗したときに騒いでもいけません。『違う場所で排泄する』=「家族が注目してくれる」「遊んでくれている」「喜んでいる」と思ってしまいますので、黙って速やかに片付けるようにしましょう。
食事や飲水や排泄に関する記録をつけ、それを基に排泄のタイミングや排泄前の兆候を見つけ出し、
その時に排泄させるよう仕向けます。目覚めた時や食事をした後、遊んだ後などに排泄する場合が多いので、そのタイミングでトイレに連れて行き排泄を促します。
トイレ以外で排泄をする場所には犬が近づけないようにリードやゲージで行動範囲を制限することも必要です。そして十分に排泄をした後…など、室内で排泄しないという信頼性があるときにだけ部屋の中で自由にさせてあげましょう。
排泄がうまくできた時にはご褒美として少し大袈裟なくらい褒めてあげましょう。犬が楽しみにしていること(トレーニングのため行動を制限されていた犬には、散歩に連れて行ってあげるなど)をしてあげるのも効果的です。うまくできたらいいことがあるということ条件づけて覚えさせましょう。
外で排泄させるようにするためには、リードをつけて適切な排泄場所へ連れて行きます。
時間を5分間と決め、その間に排泄しなければすぐ家に戻ります。そしてリードをつけたまま(行動を制限)15分程待ってまた同じように外へ連れて行きます。
トイレのための外出時には、心地よい鈴の音や、排泄を促すような優しい励ましの声をかけるなど、排泄と結びつくような条件づけをして学習させます。
2.マーキングによる排泄では尿だけでなく便もマーキングに使われます。
支配性に関連して行われるため、雌よりも雄に多く見られます。通常、垂直な場所や犬にとって社会的に意味がある場所であればどんな場所でも行う可能性があります。支配性と縄張り意識、社会的な競争が強く関連するため、性的に成熟した犬に起こり、子犬には見られません。
まずはマーキングの場所・時間を記録しましょう。
マーキングの前には必ずその場所の匂いを嗅ぎまわりますので、その行動が見られたら「伏せ」をさせるのも有効でしょう。マーキングは犬の社会性、競争意識による支配性の問題があります。
自由な行動はさせず、人のコントロールのもとにおきましょう。
人のコントロール力を強めて、「待て」や「伏せ」などの服従訓練を行い、継続していくことが大切です。抗不安剤などの薬剤やサプリメントが有効な補助となる場合もありますのでご相談ください。
また、去勢手術もある程度有効な手段ですので、病院にご相談ください。
3.従属による排泄は、まずどこでどんな相手にするのかを確認しましょう。
たとえば、室内で家族の帰宅時などに起きるときは「うれしい」「興奮」などによるものでしょう。
対応としては、無視をしてみることや、犬の気をそらす(ボールを投げる、大きな音を出す、他の人が水をかけるなど)方法がよいでしょう。気をそらすための行為(大きな音を出す、水をかけるなど)をする時は決して見られないように気を付けてください。「遊んでくれている」と思われます。
散歩中あまり知らない人に対してや、自宅に来客があった時などに起きる場合は「少し怖い」という気持ちがあるかもしれません。興奮を避け、決して叱ってはいけません。
頭の上からではなく下から触ってもらう、眼を合わせないようにしてもらうなど、犬が恐怖に感じないような行動をとってもらいましょう。
4.家族が留守の時などに行われる不適切な排泄は、別離不安によるものが考えられます。
別離不安によるものは、家族が出かけ一人になってから30分から1時間位後から起こります。
不在時にビデオカメラなどで録画したり、出かけるときと帰ってきたときの犬の行動や様子を記録するとわかりやすいかと思います。
家族がいるときといないときの差を出来るだけ感じさせないように、少し明かりをつけておく、テレビやラジオを小さく鳴らしておく…なども有効かと思います。
抗不安作用のあるサプリメントの投与や、不安緩解剤による治療もありますのでご相談ください。
5.排泄に関する疾患もあります。排泄のトラブルがある場合にはまず診察を受けていただき、健康状態を確認していただくことをお勧めいたします。
また、受付時間には余裕を持ってご来院ください。
パピーパーテイー、アニマルセラピーは不定期に開催しております。
HPや院内掲示物をご確認ください。
検査前にお見積りをお出しすることはできますので診察時にご相談下さい。
主な検査の料金は以下の通りです。
※あくまでも目安としてお考え下さい。
便検査 ¥1,650~
尿検査 ¥1,650~
レントゲン検査 ¥3,850~
心電図検査 ¥2,750~
エコー検査 ¥3,850~
出来ることが限られる場合がありますがご了承下さい。
(手術、トリミングその他麻酔処置が必要な場合は事前に要予約です。)
(但し予防注射など例外はあります。)
遺伝子検査(雄雌の判別・PBFD(オウム類嘴羽毛病) ・BFD(セキセイインコ雛病)
・クラミジア病(オウム病))など
おやつは、少量の生の野菜や果物(脂肪の多いものは控える)を与える位にした方が安全です。
種類は、背中に塗付するものと食べさせるものがあります。毎月使用するものが主流でしたが、3ヶ月に1度で済むものがあります。お気軽に当院にお尋ね下さい。
狂犬病予防ワクチンを先に接種する場合は、その1週間後以降に混合ワクチンを接種することができます。逆の場合は混合ワクチン接種の4週間後から狂犬病予防ワクチンを接種することができます。
※妊娠初期~中期での接種は避けた方がいいでしょう。
※手術中に急変する可能性のある子の場合は、待合室にて待機して頂くことがあります。
普段病院設備として使用しているwebカメラは、患者さんの不安を少しでも和らげることができればという補助的な意味で配信しています。
なお、配信を希望された方に、同じ入院室にいる別の子も見られてしまうというプライバシー侵害の問題がございますがご了承下さい。見られたくない場合はケージ前にカーテンを設置する等の方法を取っていますので、お預けになる際にスタッフにお伝え下さい。
それぞれのチップには、世界で唯一の15桁の番号が記録されており、専用の機械で読み取ることができます。番号は家族の名前・住所・連絡先などの情報とともに「動物ID普及推進会議(AIPO)」に登録され、その番号で個体識別をおこないます。動物の身元証明として安全で確実な方法として世界の多くで使われています。
一度体内に注入すると、摘出しなければ無くなることもありませんし、番号を書きかえることもできませんので確実な証明となり、読み取り機から発信される電波を利用して識別番号を発信するので、電池などは不要で半永久的に使用できます。
例えば迷子になってしまった時や、災害や事故などで家族と離れてしまった時などに識別番号を読み取り、登録された情報をもとに家族のもとに戻ってくる可能性が高くなります。
注入方法は、専用のチップ注入器を使って首の後ろ辺りの皮下に埋め込みます。ほとんどの場合体内で他の場所に移動してしまうことはありません。
注入器は普通の注射針より少し太い針を使用しますが、痛みは注射をするときと同じくらいと言われています。
犬は生後2週齢、猫は生後4週齢ころからマイクロチップの注入が可能です。
マイクロチップの注入は獣医療行為となりますので獣医師が行います。まずはご相談ください。
【詳しくはこちらをご覧ください】
健康なからだにメスを入れることに抵抗のある方は多いと思いますが、
手術のメリットとしては ・なわばり意識の低下(特にオス)
・望まない妊娠の予防
・マウンティングなどの性行動の抑制
・性ホルモンに関連した病気の予防
・発情時のストレスからの解放などがあげられます。
またデメリットとしては ・麻酔、手術時のリスク
・太りやすくなる
・まれに雌に尿失禁
・まれに、雄・雌ともにかゆみを伴わない脱毛などです。
子供をとらないのであれば、メリットの方が多いと思われるので獣医師との相談をお勧めします。
時期は初回発情前がベストですが何歳になっても可能です。
当院では、犬は4種・5種・6種・7種・8種・10種の混合ワクチンを猫は3種・5種の混合ワクチンを使用しております。
月齢や、ワクチンの種類(生ワクチン、不活化ワクチン)に応じて、接種方法、回数が異なりますので、来院時に獣医師とご相談ください。
犬 混合ワクチン
4種混合 | 5種混合 | 6種混合 | 7種混合 | 8種混合 | 10種混合 | |
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犬ジステンパー (発熱、下痢、神経症状など) |
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犬アデノウィルス2型感染症 (肺炎、扁桃炎など) |
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犬伝染性肝炎 (肝炎、嘔吐、下痢、食欲不振など) |
||||||
犬パラインフルエンザ (咳、鼻水、扁桃炎など) |
||||||
犬パルボウィルス感染症 (血液の混じったひどい下痢、嘔吐など) |
||||||
犬コロナウィルス感染症 (下痢、嘔吐など) |
||||||
犬レプトスピラ病 | ||||||
黄疸出血型(歯茎の出血や黄疸など) | ||||||
カニコーラ型(高熱、嘔吐、下痢など) | ||||||
グリッポチフォーサ型 | ||||||
ポモナ型 |
猫 混合ワクチン
3種混合 | 5種混合 | |
---|---|---|
猫ウィルス性鼻気管炎 くしゃみ、咳、鼻炎、結膜炎など |
||
猫カリシウィルス感染症 くしゃみ、鼻水、口内炎など |
||
猫汎白血球減少症 高熱、嘔吐、食欲低下、下痢など |
||
猫白血病ウィルス感染症 白血病やリンパ腫など血液のガン、貧血など |
||
猫クラミジア病 結膜炎、鼻水、くしゃみ、咳など |
狂犬病予防注射について
狂犬病予防注射について
狂犬病予防注射は生後91日齢以上の犬に接種することが法律で義務づけられています。
院内にて接種できますので、お申し付けください。
畜犬登録料 3000円(通常は生涯1回のみ)
注射料 3110円
※混合ワクチンとの同時接種は出来ません。
参考(→診察内容:医療:ワクチン)
蚊が出始めてから、蚊が見られなくなって1ヶ月後くらいまで投与するのが良いでしょう。
釧路は地域的に少ないとは言われていますが「100%無い」とは言えません・・
犬の狂犬病予防注射は、法律で定められています。
猫も知らないうちにウイルスのキャリアになっていることがあるので、季節の変わり目や免疫が落ちた時に発症する可能性があります。予防は治療に勝ります。
また、草は粘膜を刺激して胃腸が荒れることもありますので、食べさせない方が安全です。
また、 相手国に入国するための条件(入国条件)が決められていることがあります。入国条件は、日本にある相手国大使館又は相手国の動物検疫機関に、直接ご確認ください。
入国条件の一例としては、事前許可(パーミット)、マイクロチップの装着、狂犬病の予防接種 、ジステンパー、猫白血病などの予防接種 、外部寄生虫、内部寄生虫の駆虫薬投与 、血清検査 、在住(期間)証明 などがあります。 なお、入国条件の内容によっては検査場所が限られる又は検査等に長時間(日数)を要することがありますので、出国予定が決まりましたら早めに検疫を受ける動物検疫所にご連絡ください。
(農林水産省のHPより引用)
数日分の食事・水の用意、ワクチンの証明書(証明ができないと避難所・仮設住宅などに入れない場合があります)
迷子札の装着、マイクロチップの埋め込みなどをしておくとよいでしょう。
また、日頃からキャリー・ケージに慣れさせたり、むやみに鳴かない・吠えないようにしつけをすることも大事です。
ケガをしている場合などは、動物病院に連れて来られている可能性があるので、問い合わせてみるのもよいでしょう。
チラシを貼ったり新聞広告に載せるのも効率的です。